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オムロンフィールドエンジニアリング株式会社様 インタビューVol.1

 
オムロンフィールドエンジニアリング株式会社  人事労政部 日下部様(左)、人財開発部 笠倉様(右) 


 [導入サービス]
・自己啓発セミナー
[実施概要]
・レゴ®シリアスプレイ®
・BQアセスメント(The-da)(健康指標を測るアセスメント)

 

Q.現在、人財育成に関してどのような取組みをされていますか?


日下部様:はい、現在、教育体系に基づいて、専門性を身に着ける専門知識教育、ビジネスパーソンとしての能力を磨く階層別教育、若手やマネジメント層向けの選抜教育を行なっています。在宅でもビジネススキルを身につけられるよう、E-learningによる教育コンテンツを整えています、
弊社は技術力が要となる会社になりますので、資格取得を奨励し、資格手当てや受検料補助を行うことで、社員のスキルアップを積極的に支援しています。そして、マネジメント人財やスペシャリスト人財を増やしていくことが今後の課題となっていますので、育成ターゲットを設定し、計画を立てて進めていく予定です。

Q.新人教育に関して、特徴的な点があれば教えてください


笠倉様:技術の会社ですので、幅広く理系の方が入社します。そのため、学ぶ意欲さえあれば誰でもスキルを習得できるよう丁寧に教育や研修の機会を設けています。

 

Q.現場での技術伝達はどのようにされていますか?


笠倉様:O J Tで先輩とマンツーマンで学んでいく時間をとっています。

 

Q.健康という切り口で何か個人的に取り組んでいることはありますか?


笠倉様:早起きと食事に関してはとても気を付けています。口から何を入れるかによって体が作られると思うので、食べるものには気を付けています。良いものを食べて良い体を作ることは仕事のパフォーマンスにもつながると思っています。
日下部様:スポーツジムに通って運動をする機会を作っています。しかし、コロナ渦の期間中はほとんど家のなかで過ごしているため、運動する時間が減りました。また、デスクワークで同じ姿勢で仕事をしていると肩や腰の痛みを感じていました。やはり、痛みを抱えながら仕事するとパフォーマンスが上がらない感覚があります。内勤ですとなかなか運動する機会が増えませんので、自発的に運動に取り組もうと思っています。

 

Q.組織として健康経営的に取り組んでいる事があれば教えてください


笠倉様:ブースト5と呼ばれる動きをしています。これはオムロングループで働いている全社員が健康で充実した人生にしてもらうために設定している5つの項目です。

1つ目は「運動」 週2日以上の運動習慣を作ること。
2つ目は「睡眠」 1日平均6時間以上8時間未満でスッキリした睡眠をとる事。
3つ目は「メンタルヘルス」 ストレス解消して心から元気になる事。
4つ目は「食事」 栄養バランスに気を付けて、B M Iが18.5−25未満を目指す事。
5つ目は「タバコ」 禁煙推奨しており、勤務時間は終日禁煙。
他にも、定期検診後の健康サポート、全社での健康教育の取り組み、健康保険組合とコラボして健康イベントの開催、これは例えば歯周病検査や禁煙イベントなどを行ってきました。
年によって注力する項目を変えているのですが、今年、注力しているのは「運動」です。社内で運動を促進するポスターを貼って皆さんの意識向上を図っています。

Q.ありがとうございます!2017年にホワイト500に選べられていますが、実際に社員の行動に変化は感じますか?



笠倉様;そうですね。これをきっかけにスポーツジムに入会した人や一駅手前で降りて会社まで歩いている人などは聞いています。あとはタバコに関して、禁煙マラソンに仲間で挑戦している人やデスクの上に「禁煙中」のサインを置いている人もいます。

Q.次世代リーダー育成に関して健康とパフォーマンスの関連性に関して、ご意見をお願いします


笠倉様:自分の健康管理ができないと部下から見ても魅力的には感じませんので部下育成も進まないと思います。そのため管理職研修でも自身と部下の健康管理はリーダーとして必要な資質であると伝えています。

 

Q.コロナの影響で人財育成や採用に関して変化はありましたか?


日下部様:そうですね、コロナに合わせて在宅勤務、採用活動でもオンライン化を進めています。在宅やテレワークを進めるにあたって、オンラインでのコミュニケーションが重要になってくると考えています。お互いの様子が見えないので進捗報告などの確認のコミュニケションが特に大事です。そのため、マネジメント教育に、コミュニケーションの重要性について組み込みたいと考えています。
これまでお互いが見える環境から見えない環境にシフトしていく中で、自律して動ける社員、組織がより重要になります。弊社では数年前から個の自律を促すために、自主的に学ぶ風土作りを行っており、休日に勉強会やセミナーなどを開催しています。

 

Q.弊社を知ったきっかけを教えてください


笠倉様:自主的に学ぶ風土作りの一環として、土日を使って自己啓発セミナーを開催していました。様々なビジネススキル等の習得をメインにセミナーを開催しておりました。
ただ、スキル習得だけでなく、「自分はどうなりたいのか?」という明確な目標を、堅苦しくなく楽しく作ってもらえたらと「レゴシリアスプレイ」のワークショップ開催を検討しておりました。様々な研修会社とご縁をいただく中で、佐藤さん(ボディチューン講師)に巡り合いました。とても素敵な方で、これまでにもいろいろな経験をされており、またとてもエネルギッシュな方でしたので、弊社の社員に楽しく学んでもらえると感じ、依頼いたしました。

Q.実際の研修はいかがでしたか?



笠倉様:研修には幅広く、若手から40代までが参加しました。レゴは潜在意識を言語化するのにとても有意義だったと思います。また、佐藤さんのファシリテーションもスムーズに進み、受講生のアウトプットも早く出ていたので、自身の振り返りにも繋がり大変満足です。受講生からの意見で「潜在意識に気づく事でモチベーションも上がった」という声もあり、大成功だと思います。

 

Q.今後も自己啓発セミナーなどは続けていく予定ですか?


笠倉様:コロナの影響で今年度は開催できていません。その代わりにE-learningを取り入れて在宅で学べる環境を整えることに注力しています。自ら学ぶ風土を作るためにも、この自己啓発セミナーは続けていきたいと思っています。

日下部様、笠倉様、有難うございました。

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