(株)ボディチューン・パートナーズ 代表取締役
早稲田大学スポーツビジネス研究所(RISB) 招聘研究員
NPO法人アスリートヘルスマネジメント 理事
CTIジャパン・コーチング資格(応用)修了
PSS for MR(プロフェッショナル法人営業スキル)
LEGO® SERIOUS PLAY®認定ファシリテータ
Q.阿部講師が人財開発を志したキッカケは?
学生時代から教育への関心は常に高かったです。
大学生や社会人が目の前にある壁にぶつかってしまい、うまくいかない状況から打破していくことをサポートしていきたいと思っていました。
新卒で、銀行へ入り、転職するまでに支店長一歩手前までキャリアを進めることができました。
その時でも、中小企業の社長さんに、「うちの新卒に対して話をしてくれないか?」というお誘いを受けることがあり、人財開発に近い活動を自然と行っていました。
また、通常業務と並行して、13年間リクルーターを勤めるなど、積極的に組織や人に関わる行動が原点にはあります。
ご縁があって、社会人教育を生業としている企業に入り、講師・ファシリテーターとしての仕事が始まりました。
ただ、会社が大きくなる中で、常に決まった研修のみの提供となっている状態に違和感があり、学習者の一人ひとりに合ったカスタマイズをすることこそ、社会人教育には大切であると思い、弊社を創業するに至りました。
Q.どうしてそれほど教育への思いが強いのでしょうか?
学生時代は、鈍臭くて目立たず、裏側でサポートするようなことが、似合っていると自分で思っていました。
今思い返しても、「自分は成長しないな」と思うことばかりです。
部活動をしていても、周囲に比べて上手くならず、テストでも失敗を繰り返していました。
そんな日々の中で、私自身「やっぱ自分にはできない」という想いを抱えていたのだと思います。
「自分はこのままではダメだ」と思い、大学生の時に、起死回生を目指して、一番ハードなゼミに所属することにしました。
その活動の中で、副ゼミ長としてゼミ活動を支え、学部30年間続く団体の初代会長を勤めるという経験をしたことで、自分の強みも明確になり、それまでとは違う自分への一歩を踏み出すことができたと感じています。
私は、こういった劣等感を常に抱えながら、一歩を踏み出してきました。
私の原体験があるからこそ、私は人の可能性を信じることで、人が覚醒していくことへ想いを持ち続けていくことができますし、私自身それを命を燃やしてサポートしていきます。
Q.講師・ファシリテーターとして大切にしていることは?
やはり人の可能性が高まる場を作るためには、私が誠心誠意接することが一番大切だと思っています。
だからこそ、私の研修・ワークショップでは遠慮することなく、違和感や感じたことをフィードバックします。
私たちのクライアントには、これまで研修をやっていなかった企業様が多くいらっしゃいます。
想いを持つ担当者の方が「研修なんて無駄だ。」という上司や社長を説得して、最初のチャンスを掴んだ企業様です。
そういう企業様が多いからこそ、一回の研修・ワークショップで、受講生の方々の伸び代を見つけ、一緒に伸ばしていくことで、受講生の行動が大きく変わる瞬間を作ることを目指します。
その結果、「社員の可能性を諦めていたのは自分だった。」と言ってくださる社長さんや部長さんの声を聞き、このスタンスを貫き通すことに決めています。
また、弊社のコンテンツは全て以下のようなことを大切にしています。
- 問題発見解決のプロセスをコア技術として常に受講生が課題解決に進む姿勢を作る
- 「主語」を明確にすることによって、思考を切り分け、思考する力を養う
- 「なぜ」を問いつづけ、受講生の本音と目的を明確にする
この3要素+フィードバックによって、受講生の「覚醒」を促す研修・ワークショップを創り上げています。