◆組織風土診断とは
組織風土診断は、4名~100名までを対象とした組織風土診断プログラムです。組織運営に大きな影響を与える風土要因と成果や業績と密接に関連する成功要因を測定し、加えて組織の感情までも可視化します。関連する人たちに、それぞれの要因が示す結果がいかに重要であるかに気づいてもらい、組織をより高いレベルへと引き上げるためには、メンバーがどのようなスキルを高め、どのような行動を取るべきかをインスパイアし、パフォーマンスの向上へと繋げます。
チームに成果をもたらす“ドライバー”をあぶりだし、職場の風土とチームのダイナミズムのあり方を洞察の糸口を提供します。そして、チームパフォーマンスを向上させる機会を創出するとともに、障害となっている要因を特定し、改善策を促します。
診断のあとのワークショップでは変化対応力やチーム・エフィカシー(効力・有用感)の向上、信頼感や連帯感やを醸成の醸成を目指します。チームパフォーマンスの向上に効果的との評価をいただいています。
◆組織の5つの風土要因
業績につながる成功要因は組織風土要因の影響を強く受けることが統計解析からわかっています。組織風土は、チームのメンバー同士の関係や他部署との関係、そこで働く従業員の毎日の気持ちが強く反映されます。組織風土診断はこれを可視化し、チームパフォーマンスの向上の糸口や障害要因を特定します。
組織風土診断ではチーム内の風土を以下の5つのファクターで測定しています。
モチベーション
ゴールの達成、難題の克服、初志貫徹しようとするエネルギーの程度
チームワーク
協業してゴールを達成しようとしている程度、 目的の共有や所属意識が前提となっている
実践力・行動力
有効な戦術を駆使して戦略的成果を実現する能力の程度
変化対応
革新的であるための準備が整っている、 継続的に改善していこうとしている程度
信頼
リスクにひるまず、上記の4つファクターを発揮させる自信、 ひたむきさ、確信の程度
◆4つの組織成功要因
4つの成功要因は、チームメンバーのエンゲージメント(組織への献身度)の程度が決定します。 そして、エンゲージメントの程度は、先に説明した5つの風土要因(信頼、モチベーション、チームワーク、実践力・行動力、変 化対応)が決定しているのです。
永続性
チームは長期の視点で発揮する価値を作ろうとしている
迅速性
チームはチャンスや挑戦的な出来事にすばやく対応できる
結果志向
チームの目標を能率的、有効的に達成しようとしている
満足度
メンバーは離職などを考えていない、コミットしている
このモデルにおける5つの組織風土を決定する要因(信頼、モチベーション、変化対応、チームワーク、実践力・行動力)はチーム全体の生産性にとても大きな違いを生んでいる ことを調査が明らかにしました。
レポートにより、成功要因を可視化することで、チーム風土や成功要因の数値を 引き上げ、チーム業績の改善つながります。